そんな中、一つの問題、一つの過ちを犯してしまった・・・
ブルーレイ導入の際には、ブルーレイメディアに対しても入念な調べをしていた。
長期保存の条件として、
・国内メーカー
・国内生産
・無機メディア
を基本に考えていたのだが、
購入した太陽誘電のメディアはLTH TYPE。
つまり、有機メディアって事になる・・・
簡単に言えば、有機メディアはCD-RやDVD-Rと同じ、記録面に有機色素を使用したもの。
それに対して無機メディアはDVD-RWやDVD-RAMと同様に各種金属を中心とした無機材料をしようしたもの。
両者の簡単な特徴は、
■無機メディア
・有機系より紫外線などによる劣化に強い(すなわち長期保存向き)
・ディスクのコストが若干割高
■有機メディア(LTH)
・DVD-R等の既存の生産ラインを使用できるためコストダウン可能(2008年登場当初はLTHの方が高かったですが)
・無機系より紫外線などに弱い(すなわち長期保存向きではない?)
って事らしい。。
自分は未だに、あんな12cmのディスクに25GB/50GBも記録するディスクが、正直信用ならないと言うか、おっかない。。
だって、ハードコート技術などが発達したとはいえ、もともとBDメディアは指紋などに弱く、登場当時はカートリッジをかぶっていたほど。
だからこそ慎重にメディア選考をしていたのだが・・・
やってしまった!!!>< まーでも。。
BD-R LTHでも太陽誘電の回答は20年は大丈夫らしい・・・(まあ、保存状態にもよるだろうし、それを信じられればだが。。
ただ正直な所。
無機だろうが有機だろうが、まだ理論的な寿命はともかく、実際の寿命はよくわかっていないのかもしれない。
ここ数年で普及したわけだし。
それにドライブとの相性も大事らしい。
いずれにせよ。
無機だろうが大事なデータは二重以上のバックアップを取る必要があると思っていたので、
今後ももしかしたらLTHで済ませるかもしれない(あるいは、重要度の高いのには無機を使うとか。
永久保存可能なデジタルデータ。
ただ、データは劣化しなくても、データを入れる器が劣化するのでは、器を変えるときなどにいわゆる俗に言うデジタル劣化??が起きてしまうのは避けられないのかもしれないですねー
・・・って、ちょっと神経質になりすぎたかな???^^)